埋没法で糸を取るには?抜糸の料金や方法、負担を解説

メスを使うことなく、手軽にぱっちり二重を作ることができる「埋没法」。

そんな埋没法のメリットの一つが可逆性のある美容整形であるということです。

可逆性。つまりは元に戻すことができるのが埋没法の魅力です。

気に入らなくなったり、元の目に戻すことが可能なのです。

 

そんな埋没法を元に戻す手術を「抜糸」と言います。

今回は埋没法の抜糸について詳しく解説していきます。

  • 抜糸で元の目に戻る原理
  • 抜糸の価格
  • 手術前後の注意事項

などをお伝えしていきますね。

 

抜糸で元の目に戻る理由

どうして埋没法は抜糸をすることで元の目に戻すことが可能なのでしょうか?

埋没法を簡単にいうと、目の上の筋肉を糸で結んであげることによって強制的に二重を作る手術です。

糸で結んでいるだけなので糸を摘出してしまえば二重は消えて元の目元に戻るというわけなのです。

抜糸の方法

抜糸は細い針を使って行います。手順としては

  1. 医師が瞼を見て、糸が入っている場所のあたりをつける
  2. 細い針を刺す
  3. 糸が見つかれば、針穴から糸を摘出

というのが基本的な抜糸の流れになっています。

つまり、3点どめの場合は、3回細い針を刺す必要があります。

 

針穴から糸が見つからない場合もあります。

そんな時は、小さくメスで切れ込みを入れて摘出という方法が取られることも。

この辺はあらかじめ医師としっかりとカウンセリングを行うことをオススメします。

抜糸は医師としての経験と技術が必要なので、埋没法をするよりも難しいのです。信頼できる医師、クリニックにお任せするようにしましょう。

 

クイックコスメティークの抜糸は難しい?
最近では、瞼の表に埋没法の結び目が出てこない糸の結び方が考案されています。
この手の埋没法はバレにくく人気がある反面、抜糸が難しいという問題もあります。
結び目がないので、糸の場所の検討がつきづらいというデメリットがあるのです。クイックコスメティークは場合によっては目の裏側から抜糸をする場合もあるそうな。
そういった抜糸はより一層な技術が必要になるので、信頼できるクリニックでお願いしましょう。

 

抜糸のダウンタイム

抜糸も手術なので、ダウンタイムが発生します。

糸を取り出す針穴ができ、小さなかさぶたになります。(かさぶたは絶対にとらないように!)

腫れは一週間ほどで引く人がほとんどですので、できれば一週間ほどゆっくりとした時間を取れるのがベストですね。

あとは内出血が発生する人もいます。手術部が紫〜黄色になる場合がありますが、1-2週間ほどで落ち着きます。

腫れを抑えるために

ダウンタイムを少しでも短くするために色々と工夫ができます。基本的には埋没法の時と同様。

  • 入浴や激しい運動は一週間控える
  • 就寝時は上半身を高くして寝る
  • 飲酒、喫煙も一週間控える

これらはダウンタイムを早く引かせるための鉄板ですね。

 

あとは、傷跡の保湿、UVケアは入念に行っておきましょう。(術後3日後あたりから)

傷跡は色素沈着しやすくなるのでシミを作らないためにもUVケアは必須です。

 

抜糸にかかる費用

抜糸をする際の料金は状況によって色々と変動します。考えられる状況は3つですね。

  1. 埋没法後すぐに抜糸
  2. 埋没法から切開法にする時の抜糸
  3. 埋没法からある程度時間が経過した後の抜糸

これらによって費用は大きく変動します。

 

埋没法後すぐに抜糸

埋没法後、思ったような目元にならなかった…。そんな場合は基本的に保証が効くはずです。

埋没法をしたクリニックに希望通りの目元にならなかったことを伝えて、抜糸または再手術が可能な病院が多いですね。

この場合は費用は0円から。多くの病院は手術の費用は0円。麻酔等のオプションは有料という形態をとっています。

 

どちらにせよ、格安で抜糸ができることは間違いありません。

埋没法後すぐに抜糸を検討する場合は、埋没法をやってもらった病院にお願いするのが良いでしょう。

 

ただ、埋没法をしてから二重が顔に馴染むようになるまで1ヶ月〜3ヶ月ほどかかることも忘れないでください。

特に1ヶ月間は腫れもありますので、理想の目元とは言えないでしょう。

二重が気に入らない!という場合も3ヶ月ほど様子を見るのが良いと思いますよ。

私自身、最初の1ヶ月は違和感ありまくりでしたよ(笑)

 

埋没法から切開法にする時の抜糸

埋没法は糸で結んでいるだけなので、一重に戻ってしまうこともあります。

気に入った二重が手に入ったならば、切開法にて永久的な二重を手に入れてしまうことも可能です。

切開法を受ける時の抜糸も少し費用が変わってきます。

  • 抜糸を積極的に行う
  • どちらでもいい

この2つの意思によっても費用の変動があります。

 

瞼の中に糸を残したくない!という場合は抜糸を積極的に行ってもらいましょう。

その場合は別途料金がかかる場合が多いようです。病院にもよりますが、大体1点10000円ほどのところが多いように思えます。

3点どめ×両目の人ですと、6万円という費用がかかってきます。意外とかかりますね(汗)

 

一方で「どちらでもいい」という人は料金がかからないケースが多いみたいです。

切開手術をしている間に、糸が見つかったら摘出してくれるようです。

安上がりですが、瞼に異物が残るわけですから、気持ち悪いと感じる人もいるでしょう。

ちなみに、瞼に糸が残ってしまっても健康に害は無いそうなので、好みによりますね

 

埋没法から時間が経過した後の抜糸

埋没法からある程度時間が経過し、保証も切れてしまってからの抜糸は通常料金で行われます。

「埋没法からの切開法」の時と同様に1点10000円ほどで受けられる病院が多いですね。

 

抜糸の注意点

手軽に二重を手に入れて、気に入らなかったらすぐに元に戻せる!

と評判な埋没法ですが、抜糸にも注意点があることは考慮しておくと良いでしょう。

時間が経過するほど抜糸が困難に

埋没法から時間が経過していると抜糸が困難になる場合があるのです。

  • 糸が脆くなっている(糸の劣化)
  • 糸が脱色素で透明になっている

これらの理由から、抜糸が難しくなることもあるのです。場合によっては完全摘出が不可能な場合も…。

そのため、抜糸を考えている人は早い方が良いということですね。

 

元のラインに戻らないことも

これも埋没法から時間が経過している場合に多い注意点ですが、抜糸をしても元のラインに戻らないことがあります。

全ての糸を摘出しても、です。

 

埋没法後からずーと二重をキープさせているわけですので、二重が癖づく人もいます。

そのため、抜糸をしたのに二重筋が残ったという事例もあります。

この点は時間経過で元に戻ることもあるので一概には言えませんが、心に留めておくと良いでしょう。

 

まとめ:埋没法の抜糸

以上が、埋没法の抜糸についての解説でした。

抜糸まで含めて考えると、「埋没法=手軽」と安直に考えるのはよくありませんね。

それに埋没法は何度も繰り返すことができる美容整形ではありません。

医師とカウンセリングをしっかりと行い、きちんと計画を立てた上で埋没法を行うことをおすすめします。

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