個人的に好きな映画があります。2008年公開の「蛇にピアス」と言う邦画。
吉高由里子、高良健吾、ARATAが出演しています。
蛇にピアスでは日本のピアスや刺青、身体改造を知ることのできる数少ない映画になっています。今回はそんな話を少々。
蛇にピアスのあらすじ
ざっくりとあらすじを説明しましょう。
ルイという自暴自棄気味な女の子が身体改造(スプリットタン)に憧れてズブズブとアングラな世界に浸っていきます。
そんな時に出会う、優しく子供っぽい男「アマ」。サディストで大人っぽい男「シバ」。そんな二人の間で気持ちが揺れ動く…。という話になっています。
ラストはかなり好みが分かれる?
ラストはかなり好みが分かれると言われていますね。
ぶっちゃけると救われない話。後味が悪いと評価する人も多い作品でもあります。
私はむしろ作り物のような綺麗事を並べたような話は苦手なので、かなり好きでした。
ピアス、刺青の世界を知る入門書
この映画のすごいところは、舌ピアスに刺青などのアングラな世界を描き切ったことでしょう。
- 舌ピアスってどうやって開けるの?
- 刺青ってどんなふうに彫るの?
- スプリットタンって何?
という普段の生活では触れることができない世界に一歩踏み込めるのが「蛇にピアス」の魅力でもあります。
あと、衝撃的なのはアマ、シバの顔中のピアスですね。
もちろんメイクですが、かなりリアルにつくりこまれています。。
こんなところにもピアス開けられるの!?と言うところにまで開けているのでピアスの奥深さを知ることができますよ。
私がピアスに興味を持ったキッカケにもなった映画。こういう世界に少しでも興味がある方は是非ともご覧あれ。
蛇にピアスを観るには?
蛇にピアスのような少し古めの映画はアマゾンプライムビデオで無料で見ることができるんですね…。わざわざ買う必要も、レンタルする必要もない。いい時代になったものです。
ちなみに原作は小説。活字だけでは分かりづらい場面も多いので、映画を観てしまうのが手っ取り早いと思います。
ただ、小説はかなりサクッと読めるので、時間がない人は小説版をどうぞ。