- 最近、革靴がボロボロになってきた…
- 革靴がクタクタに見える…
などと考えると基本的に革靴の買い替えを考えますよね。
しかし、ちょっとした一工夫をするだけで見違えるように革靴が生き生きとすることがあります。
今回はそんな一工夫の一つ「コバインキ」についてご紹介します。
せっかく自分の足に馴染んだ革靴をやすやすと捨ててしまうなんて勿体無い!ぜひとも参考にしていただければ。
コバ周りの色、落ちてませんか?
革靴の部位の一つ「コバ」をご存知でしょうか?
部分としてはここ。靴底のプレートの側面です。
靴がくたびれてきた、と感じたりする場合はコバをチェックしてみてください。高確率で色が落ちています。
私のコバも色が落ちてしまっていました。
見ての通り、黒い塗料が落ちてしまって茶色くなってしまいました。
コバは細かい部分ですが、靴の全体を覆っています。しかも靴先とも直結しているので目立つ部分なんですよね。
コバの色が落ちているだけで革靴がボロボロに見えてしまうんですね。
そこで役に立つのが「コバインキ」というわけです。
コバインキとは?
コバインキとは革靴のコバ周りの色を修復する塗料のことをさします。
コバ周りの色が落ちたら、油性ペンで塗っているという人もいますが、実は専用の道具があるんですね。
コバインキは革靴のために作られているので
- 靴に優しい
- 色が落ちにくい
- カラーが革靴によく合う
などが特徴です。定番のブラックはもちろん、茶色、濃いめの茶色なども用意されています。ご自身の靴によって使い分けましょう。
コバインキは必要か?
素人にコバインキは必要か?と言われると微妙なところです。
定期的にプロの靴磨きをしてもらっているような人は必要ありません。靴磨きとともにコバの色も修復してくれていることでしょう。
しかし、靴磨きを滅多にお願いしない人や持っている革靴が多い人はコバインキを持っておいても損はないと思います。
別に高いものではありませんので、ブラックなどの汎用色は持っていると安心感がありますね。
私も革靴の他にブーツにも使えるなぁと思い、購入に至りました。
コロンブス「革コバリキッド」が便利
私が今回購入したコバインキは世界的な革靴のメンテナンス用品ブランド「コロンブス」の革コバリキッドです。
コバインキの多くはインク瓶にインクが詰まっており、別途のハケで塗ります。ムラがなく仕上がり、性能としては申し分ありません。
しかし、瓶からチョビチョビとインクを付けて塗りこむ作業はなかなかめんどくさいもの。
そこでオススメしたいのが「革コバリキッド」というわけです。
革コバリキッドはインクのボトルにスポンジがついており、そのまま塗ることができます。
おかげでスピーディーですし、手も汚れません。非常に楽です。
靴磨きが趣味!という人以外は少しでも手を抜くことが重要ですからね。
革コバリキッドの使い方
革コバリキッドの使い方をご紹介しておきましょう。
- 固く絞った雑巾でコバの汚れをとる
- 革コバリキッドをよく振って塗りこむ
- インクが乾いたら乾拭き
この3ステップです。簡単ですよね!
慣れると両足で5分もかからずに終了します。
革コバリキッドで革靴を修復!
私が実際にやってみるとこんな感じ。
先ほどの写真と見比べてみてください!すごく印象変わりますよね!
やはりコバの色が戻るだけで新品のように革靴は蘇ります。嬉しいですし、節約にもつながります。
革コバリキッドなら、日頃の生活でコバの色落ちが気になったらすぐにコバの色を修復できる手軽さがあるのでオススメです。
靴磨きに興味がない人でも是非とも一つご用意ください!