二重手術とともに徐々に市民権を得ている涙袋のヒアルロン酸手術。
簡単に印象を変えることができ、なおかつリーズナブル。人気なのも頷けます。
しかし、安いからといって飛びついてはいけません。ヒアルロン酸は体に吸収されてしまうので、用途に合わせて持続時間の長いものを選ぶ必要があります。
今回は涙袋のヒアルロン酸手術の価格やコスパ的など、費用についてまとめてみました。
涙袋に入れるのに適したヒアルロン酸とは?
手術用のヒアルロン酸は非常に多くの種類があります。それぞれには特徴があり、柔らかさ、滑らかさ、価格などなど用途に合わせて選ぶ必要があります。
涙袋に入れるヒアルロン酸は柔らかくて滑らかなものがベストです。
涙袋はもともとデリケートな部分で、目の周りなので少量で顔の印象を大きく変える涙袋。
ナチュラルに涙袋をぷっくりさせるためには柔らかいヒアルロン酸が良いのです。
柔らかいヒアルロン酸の弱点
ただ、柔らかいヒアルロン酸は体に吸収されやすいのがネックになっています。つまり、持続時間が短いということ。
顎などに入れる硬めのヒアルロン酸よりも吸収率が高く、物によっては1ヶ月ほどで体に吸収されてしまうヒアルロン酸も。
安い!と思ってヒアルロン酸を入れても全然持続しなかった…というのはよく聞く話です。
涙袋のヒアルロン酸の選び方
ヒアルロン酸は持続時間が長いほど高価になる傾向があります。
逆に持続時間が短いものはリーズナブルな価格が多いので気軽に挑戦できますね。
コスパ的には初期投資が高くても、長持ちする物の方が長期的に考えてもお得です。
そのため、涙袋ヒアルロン酸手術で理想の順番としては
- 安めのヒアルロン酸を入れてみる(少量から)
- 吸収されたら注入量を変えて安めのヒアルロン酸を入れてみる
- 自分にとってベストな量が見つかったら持続時間が長い高価なヒアルロン酸を入れる
このステップが失敗もなく、お得に理想の涙袋を手に入れることがでます。
オプション料金
涙袋のヒアルロン酸はヒアルロン酸料金の他にも、オプションで別途料金が掛かることがあります。
主なオプションとしては2つ。
- マイクロカニューレ(細い専用針)
- 麻酔
マイクロカニューレ
マイクロカニューレとは専用の極細注射針です。
非常に細いので、痛みが少なく、術後の腫れ(ダウンタイム)も抑える効果があります。
従来の注射針と違い、穴が二つ空いていて、ヒアルロン酸を均等に綺麗に入れることができるので、病院によっては強く推奨されます。
個人的にもマイクロカニューレは必須と考えています。
料金としては病院によってまちまちですが、3000円〜6000円ほどを目安に考えておくと良いでしょう。
麻酔
どうしても痛みが強く出てしまう、目元。痛みが心配な方はオプションで麻酔をつけてもらえる病院も多いです。
麻酔の種類としては
- 笑気麻酔
- 表面麻酔
などがメインとして使われます。
病院によっては手術料金に含まれていたり、ヒアルロン酸に麻酔効果があることもあります。
笑気麻酔単体だと3000円ほどを見積もっておくと良いでしょう。
ヒアルロン酸の価格
では、ここからは実際に美容整形外科で使われているヒアルロン酸を見ていきましょう。
持続性や価格、それぞれの特徴を記しました。病院によってのオプション料金も記してみました。
※ヒアルロン酸の価格は為替レート等によって多少の変動があるようです。一つの目安としてご覧ください。
湘南美容クリニック
コスパ | マイクロカニューレ | 麻酔 |
18330円〜69800円 | 6620円 | 3300円(笑気麻酔) |
美容整形外科としてトップクラスの認知度を誇る「湘南美容クリニック」。
大手ということもあり、リーズナブルな価格で確かな技術と、美容整形初心者にもオススメできる病院です。
マイクロカニューレと麻酔はオプション料金で提供されています。
湘南美容クリニックの涙袋ヒアルロン酸は2種類用されているので、用途に合わせて選ぶことができます。
ビタールライト
1回あたりの費用 | 持続時間 | 1年あたりの費用 |
18330円(0.3cc) | 2〜3ヶ月 | 73320円(3ヶ月持続と仮定) |
0.3ccという少量から処方が可能なので、涙袋にもぴったりです。
粒子が小さいので、デリケートな涙袋とも相性がよく、ダウンタイム等もほとんどありません。
しかし、効果持続時間も短く2〜3ヶ月おきに注射する必要があるので、コスパ的にはあまり良くないかもしれません。
1年あたりの費用(3ヶ月おきに注射したと仮定) 73320円
ジュビダームビスタ ボルベーダXC
1回あたりの費用 | 持続時間 | 1年あたりの費用 |
69800円(1cc) | 9〜12ヶ月 | 69800円(12ヶ月持続と仮定) |
1.0ccから処方が可能なので、涙袋だけの手術えは使い切れません。そのため、涙袋にプラス唇などに入れることもできます。
69800円と少々効果なのがネックですが、1度の注射で9〜12ヶ月持続されることが証明されたヒアルロン酸なのでコスパは抜群。
持続時間が長いのに、非常に柔らかく滑らかで涙袋形成にも合っています。
ヒアルロン酸内に局所麻酔(リドカイン)が入っているので、痛みを和らげることも期待できます。
東京中央美容外科
コスパ | マイクロカニューレ | 麻酔 |
19800円〜101900円 | 3240円 | 2700円(笑気麻酔) |
丁寧なカウンセリングで人気を得ている東京中央美容外科。こちらも大手ですね。
誰でも受けられるようなリーズナブルな価格で美容整形を提供している病院でもあります。
マイクロカニューレも3000円ほどでつけることができて麻酔もリーズナブルな価格です。
お試しで涙袋にヒアルロン酸を入れてみたい、という人にも良いでしょう。
ダイヤモンドフィール
1回あたりの費用 | 持続時間 | 1年あたりの費用 |
19800円 | 1〜2ヶ月 | 118800円(2ヶ月持続と仮定) |
国産の原料から作られるヒアルロン酸「ダイヤモンドフィール」。全部位に適応させるため、吸収率が高く長持ちはしません。
1〜2ヶ月ほどで効果が切れてしまいます。ただし、価格は非常にリーズナブルなので、ヒアルロン酸ってどんなもの?と疑問に思っている方は挑戦してみるのに適しています。
ジュビダームジスタウルトラ/ウルトラプラスXC
1回あたりの費用 | 持続時間 | 1年あたりの費用 |
101900円 | 8ヶ月 | 152850円(8ヶ月持続と仮定) |
長くもたせたいならジュビダームビスタシリーズが良いでしょう。
8ヶ月という長期間持つので、東京中央美容外科で長持ちする涙袋を希望でしたらこちらを使うことをオススメします。
東京美容外科
費用 | マイクロカニューレ | 麻酔 |
35000円(初回に限り22000円) | 8000円 | ヒアルロン酸に麻酔効果あり |
他の美容整形クリニックよりも少々お値段が張るものの、カウンセリングを大切にして、一人一人に合った手術を提供してくれる「東京美容外科」。
東京美容外科では涙袋のヒアルロン酸を初回限定価格で受けることができます。
高品質なヒアルロン酸を22000円(税抜き)でお試しすることができるので、初めての方にも安心ですね。
ニューラミス
1回あたりの費用 | 持続時間 | 1年あたりの費用 |
35000円 | 6ヶ月 | 70000円(6ヶ月持続と仮定) |
美容整形のパイオニア韓国で人気のあるヒアルロン酸「ニューラミス」。
万能型のヒアルロン酸なので、唇や額、鼻などにも対応しています。もちろん涙袋にもOK。
持続時間は注射部位にもよりますが、涙袋ですと6ヶ月ほど持続するみたいです
ニューラミスには麻酔入りのヒアルロン酸なので別途麻酔を付けなくても痛みを軽減することができます。
まとめ
以上が涙袋にヒアルロン酸を入れる時のかかる費用のお話でした。安いからといって飛びつかないようにしたいですね。
無料カウンセリングで理想の涙袋形状、持続時間についてじっくりと医師と相談することが成功の鍵です。理想のぷっくり涙袋を手に入れましょう!